一番ベターとは

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直島で考える

私の上司は時々「一番ベター」という言葉を使う。

言葉的には「一番」なら「ベスト」ではないかと常々思っていた。

悶々としていた。

そう、私は白か黒…のタイプ。

でも最近になってようやくなんとなくだが

「一番ベター」が理解できるようになってきた。

「一番ベター」がベストなこともあるのかもしれない

と思うこともある。

唐突だが、私は直島が好きだ。

アートに触れ、自然に触れ、海風に吹かれながらリフレクションできる。

世界的に有名になったので、近年外国人観光客が相当に多い。

単なる観光の方もいらっしゃると思うけど、

私のような時間を過ごしたい方も多いだろう。

この素敵な場所と時間を

私の携わる研修に取り入れたく進めている。

ここで課題が。

移動が大変だ…。

移動が大変だ…。

移動が大変だ…。

島内には町営バスが走っており、

美術館のあるアートサイトまではシャトルバスもある。

そして、2台だけだけどタクシーもある。

しかし…いつも、どれも、混雑。

乗れるかどうかわからないというのは、

研修で人の大切な時間をお預かりするものとしてあり得ない。

そのため、フェリーに車を乗せて移動することとしたが、

今後これでよいのだろうか。

いずれ、島内移動の困難さから車をフェリーに乗せる人が増えるだろう。

そうすると小さな島の交通量が増え、そのことで事故の可能性も高まるだろう。

島民の方の生活はどうなるのか…。

穏やかな時間はどうなるのか…。

この素敵な場所を楽しみ続けるためにどうあるべきか。

ベストはなかなかないだろう。

一番ベターを考えなければならない。

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